2019年9月12日木曜日

ライフラインを民間に任せっぱなしにするなー! ヽ(`Д´)ノ

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





昨日に引き続き、もうちょっとだけ・・・もうちょっとだけ毒を吐かせていただきます(スミマセン)


【ライフラインを民間企業に任せると・・・】


●メディアだけじゃない


昨日は報道のあり方への不平を言わせていただきましたが・・・

そもそも、今回の台風は首都圏を襲った台風としては記録的な被害と後遺症をもたらしたということは明らかだったはずです。

普通ならば、こうした未曽有の災害が起きた際には、特にそれが夜のうちに起きた災害だった場合、必ず被害の規模や正確な被害を確認する作業が政府とメディアによって行われていたはずです。

阪神大震災の時もそうでしたが、夜~未明に人々を襲った天災は、実際の被害状況が明らかになるのは時間が経ってからですし、どこかに救援を求める声を届けられずに孤立している人たちがいないかを必死で調査するのが当たり前の国家の姿だと思っていました。

ところが・・・今回の台風に関しては、簡単に目に見える被害だけを報じて


「いやぁ~~すごかったよね~(チャンチャン♪)」


という具合にメディアの扱いが軽すぎるように思っていました。

ワンちゃんのような、物言えぬ小さな命が猛暑の中であえいでいるかもしれないのに、ちゃんと被害状況を取材して報じないメディアのやっつけ仕事を恨めしく思って昨日の記事を書いたんです。

でも・・・ふと


「一体どうして今回の台風による停電被害報道がこんなにも後手に回ったんだろう?」


と考えてみました。

すると、どうやら台風直後から東電が繰り返し、あたかも停電の復旧にはそんなに時間がかからないようなことを発信していたということが判りました。

メディアとしては、それを受けて


「あそっか~!じゃあすぐに停電も解消して元通りなんだね~~?!」


という受け止めをして、あまり大きく報じてこなかったらしいんですね。
(それはそれで間違いなく手抜き取材であることは間違いありませんがー・・・)


さらに、ある記事を見つけました。



●東電・・・


その記事は日経新聞の電子版に掲載されていました。

タイトルは『東電、送電投資の抑制響く ~千葉停電 復旧あす以降 老朽電柱に想定外の強風~』(2019/9/12付日本経済新聞 朝刊)

下記、その記事の一部抜粋です。


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千葉県君津市では高さ40メートル以上ある送電線の鉄塔2基も倒壊した。これが約10万軒の停電につながり、復旧の見通しが立っていない。

送電設備だけでなく今回の台風では姉崎火力発電所(千葉県市原市)など3カ所の火力発電も停止した。大雨でボイラーが故障し、今も60万キロワット分が足りず、10日夕方には他社から電力を融通してもらう事態になった。

東電は送電や配電設備に1991年には約9千億円を投じていたが、2015年には約2千億円にとどまっている。

耐久性があると判断した電柱への投資を先延ばししてやりくりした結果だ。
(東日本大震災の原発事故で経営が厳しくなった東電が送電関連の設備投資を抑えた結果)

想定外の強風は間違いないが、なぜ復旧に手間取っているのか。災害対策で東電の見込みの甘さを指摘する声がある。

送電関連の設備投資の抑制による電柱の老朽化が倒壊を増やした可能性は否めない。また、初動の甘さによる作業の遅れも指摘されている。
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この記事を読んでのわたしの感想は・・・


「はらたつわーーーーー!!」


でした。



●命に直結するから”ライフライン”


電気・ガス・水道などをなぜ”ライフライン”と呼ぶかとゆーと、それは人の命に直結するものだからです。

これらのインフラが整備されていない後進国の寿命はわが国のように長くはありませんし、もちろん、そうした国では生まれてすぐや、生まれる前に亡くなってしまう命もすごーく多いことはみなさんご存じですよね?

当然、ワンちゃんに関しても同じことが言えます。

今、わたしたちの目の前にいるワンちゃんたちは、この国の整備された快適な室内環境で人間と一緒に暮らすことによって命を繋いでいるんです。

すなわち、ライフラインが今のように整備されていなければ、そもそも成犬になる前に死んでしまっていたかもしれない命だったり、その子を産んだ母犬だって存在しなかったかもしれないというのが現実です。

だから、このライフラインを前提として生きているわたしたちの愛犬は、停電や断水によって簡単に命を落としてしまう可能性が高いことを忘れてはいけません。


コストを削減するならば、責任ある役員たちの報酬などから手を付けるのが当たり前じゃーないんかーーーーいっ?!

絶対に削っちゃいけない部分のコストを削った結果、今回のようなことが起きているかもしれないってことなんですね(-_-;)



●ライフラインを供給しているという意識の薄弱さ


今回、日経新聞の記事を読んで感じたのは、東電に


「命を守るライフラインを供給しているという意識」


があるんか?!ってことです。

経営が苦しいからって理由であっても、絶対にそこだけは削っちゃいけない部分のコストを大幅に削減したり、必要な改修工事を先送りしたりした結果として今回のようなことが起きているのだとしたら・・・

これは”起こるべくして起きた人災”と考えてしまうのはわたしだけでしょーか?

原発の必要性について議論される時に、推進派が筆頭に挙げてくるのは経済のお話です。


「原発の方が火力発電よりも低コストだ!」

「日本を支える屋台骨である企業活動に十分な電力を供給するために原発は絶対に必要だ!!」


と・・・

でも、今回のような結果を見て、命よりも大切なものなんかあるんだろーか?と考えてしまいます。

それとも、お国が競争力を維持し、経済大国であり続けるために弱い命や国民が犠牲になることは致し方ないという考え方なのでしょうか・・・特攻隊かよーーー?!ヽ(`Д´)ノ


でも、考えてみれば東電は民間企業なんですよね・・・

民間企業である以上、収益を増やすことやコスト削減を考えるのは当たり前のことなんですね(-_-;)



●民営化していいモノと悪いモノ


ライフラインというのは必要最低限の生活に必要なものですね。

基本的な考え方として、そうしたものをお金儲けの天秤にかけたり、経済発展のための道具と考えたりすること自体がとても危険なのではないでしょうか・・・

たとえぜいたくな暮らしは望めなくても、この国に暮らす人々がみな安定したライフラインの供給を受けることができる・・・そのベースを死守した上でさらなる収益が出ればそれに越したことはない・・・という考え方でなくては困っちゃうんですよぅ!


けれども、日本の電力会社は元々民営なんです。

そのため、赤字になったり経営が厳しくなったりすれば、今後も電気料金が跳ね上がったり、大幅なコスト削減によって重大な事故を起こしてしまったりする可能性を元々はらんでいたんですね・・・


おそろしいことに、昨年の12月に水道も民営化できる法律(改正水道法)ができちゃいました。

いくらなんでも”命の水”を民営化できるシステムを作っちゃうはずがないと考えていた人たちは”クリビツテンギョウ”でしたが・・・フランスやイギリスといった先進国が民営化された水道業を公営に戻したという流れに逆らってわが国はあえて今から民営化を推し進めようとしているんですね~~!

ハイ、法案はあっさりと可決されてしまいました(-_-;)


ライフラインが民営になって最も恐ろしいのは、供給側が消費者よりも圧倒的に強いってことです。

供給されているわたしたち顧客は1日たりとも供給を止められては困りますから、どんなにサービスが悪くても、事故を起こされても、


「ああもう、オマエんとこの電気なんか使わない!!」


とか・・・


「もうオマエんとこから水は買ってやんないよ!!」


なんて言えないワケですね。

結局・・・


「え~~~?なんか最近どんどん料金値上げしてるのっておかしくな~~い?」


だとか・・・


「なんだかこの前から水が濁ってヘンな臭いがするような気がする・・・」


だとか思っても、供給会社に文句を言うことはできてもケンカ別れすることはできないんです。

値上げが不服だからって払わないでいれば即刻供給を止められちゃうだけなんですものねぇ~( ノД`)



民営化によって市町村から水道事業の運営を任された企業は当然、いかにして儲けるかを考えるんですから、今回の東電のように、コスト削減や合理化を考えるのでしょうねぇ・・・・


もし、自分たちが暮らしている市町村が民間企業に水道事業の運営を売り渡してしまったりしたら・・・今回のような災害が起きた時にいったい全体どうなってしまうんでしょうか・・・・想像するのも恐ろしいですね。



ねえ、お国のエライ人たちーー!

国民の命に直結するライフライン事業を金儲けの道具にする民間企業に本当に任せちゃっていいって思ってるの?!



結局・・・元をただせば、おかしくなっているのはメディアだけではなく、電力会社だったりライフラインを民間業者に丸投げした国だったりしたんだなぁ・・・ということが見えてきて、ゾゾゾ~~~~ってしたというお話でした。

なんだか自分やワンコたちが砂上の城に暮らしているような気がして・・・・

守りたいものを守るためにも、政府のやることをしっかり監視していかなくちゃーダメだなって改めて感じました。



ふう・・・すみません、あまり楽しくない愚痴っぽい記事ばかり書いてしまいまして・・・

今回の台風関連のグチは今日で本当におしまいにしまーーす!!






<今日のPetHotel11!>


朝の海岸さんぽ♪

 
仲良しヨーキーズは
今日も全員揃って快便でした~♪


トイプーR兄弟が・・・


何をしているかっていうと・・・


「おっそいなぁ~~~~・・・!」

って後発隊を待っていてくれたの(;^ω^)


低く垂れこめた雲の上に
青空が見えているおかしな空模様・・・


雲の切れ間から日が射すと
急に明るくなるんだよー!


お日様の光が射すと
みんなの表情もパッ♪と明るく
輝くんだよー(^▽^)


おさんぽから戻ると・・・
ガレージの塀にいたのは

ナナフシさん!!
(せっかく木の枝ソックリに生まれてきたのに
なぜこんな目立つ場所にーー?!)


R弟くん「わー!嗅がせて~~~!」

はいはい(⌒∇⌒)


ボス「う・・・ヘンなヤツ~~~」


ナツ「あら、おいしそ♪」

え・・・・?!(-_-;)


ナツ、やーめーなーさーーーーーい!!
(;´Д`)


R兄弟はよくこのクッションの上で
一緒にお昼寝しているの♥


Gくん「ねえねえ!この木はいつになったら
片付けるつもり~~?」

あ・・・うん、片付けるよ~~う!
小さく切らないと袋に入らないから
まさに先送りにしちゃってまーす
(;^ω^)


Rお兄ちゃん「ん?!なんだー?」


小さいバッタさんを見つけたんだね♪

Rお兄ちゃんがナツみたいにバッタさんを
食べなくてよかった~~(;´∀`)


こっちでも・・・

Sくん「んんっ?!なんだ?!」


Sくん「クンクン・・・」

あ・・・!!食べないでーー!
(;'∀')


Sくん「あ~あ、飛んで行っちゃった~♪」

よかった・・・
い・・・癒されるぅ~~~~♥
(´∀`)


R弟くんのお庭での定位置=ベンチ

そんなにお行儀よく座ってなくても
いいんだよ(笑)


Gくんはね・・・こうやったカメラを向けると・・・


かなりの確率でカメラ目線でニカーー♪って
してくれるの(笑)


夕方の海岸さんぽ♪


みんなとっても上手に歩けました
(^▽^)


昨日の夜は停電で真っ暗だった
対岸の南房総が・・・
夜の9時前ぐらいに明かりが灯りましたーー!

ちょうど保田海岸のあたり。
嬉しいだろうねぇ~~~~♪
他のところも早く早くぅ~~~~!!!












 
















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